夜叉神峠から鳳凰三山

1泊2日で夜叉神峠から鳳凰三山を経て御座石鉱泉に下りました。

●鳳凰三山のパノラマ写真はこちら

10月10日(1日目)

6時15分高尾発松本行きの普通列車に乗り甲府に向かいました。甲府には最初のあずさよりも40分早い7時44分に到着します。

甲府から夜叉神峠まではタクシーで1時間弱。バス停の手前が登山口になっています(右)。
なお、通常は甲府発広河原行きの山梨交通バスを利用するのが便利だですが、2003年は夜叉神峠・広河原間が土砂崩による通行止めでバスは全便全区間運休となっていました。

よく整備された明るい樹林帯を1時間程歩くと夜叉神峠に到着します。

峠から右に数分登ったところに夜叉神小屋があります。

途中富士山が見える場所もありますが(右)、杖立峠の先までは眺めのない黒木の樹林帯が続きます。

杖立峠の道標があるピーク。が、本来の峠はもう少し先の鞍部なのだとか。

杖立峠を後にして苺平に向かいます。山火事跡に近づくと周囲が明るくなってきます。

山火事跡は、白峰三山の眺めが良い場所です。

再び樹林帯となって1時間ほどで苺平に到着します。
右に千頭星山への道が分かれていますが難路とのこと。左には辻山への踏み跡があります。

苺平から15分程でキャンプ指定地になっている南御室小屋に着きます。
トイレはバイオ処理のため嫌な臭いがなく、きれい。また、水も冷たくておいしい。

10月11日

快晴の予報が見事に外れ、薄日は差すものの空一面に曇が広がっていました。
南御室小屋からは急登が続きます。森林限界を超え、砂払岳を過ぎると薬師岳小屋に到着します。

花崗岩に覆われた薬師岳山頂は、薬師岳小屋からすぐのところにあります。晴れた日には、日の出直後に紅く染まる白峰三山が見られるそうです。

薬師岳から30分程で観音岳に到着します。鳳凰三山の最高峰である観音岳の岩峰からは360度のパノラマが広がります。

観音岳から地蔵岳へ向かう途中の下り。甲府盆地の眺めは高度感があります。

急な岩斜面を下って鳳凰小屋への分岐がある鞍部に到着ります。この先も、賽ノ河原までは歩きにくい岩陵を幾つかやり過ごさなければなりません。

赤抜沢ノ頭からは地蔵岳のオベリスクを正面に見ることができます。甲斐駒ケ岳、北岳、八ヶ岳の眺めも見事です。

赤抜沢ノ頭から5分程度下ると、地蔵尊が多数安置してある賽ノ河原に到着します。
こちらを見下ろすような感じでオベリスクが聳え立っています。

賽ノ河原から鳳凰小屋への下りは、富士山の砂走りを思わせる砂の急斜面が続きます(左)。
樹林帯に入ってしばらくすると鳳凰小屋が見えてきます(右)。

鳳凰小屋の前にはテーブルと丸太の椅子が置かれ、昼食をとる登山者で賑わっていました。小屋の裏手は広いキャンプ場があります。
ここから 、ドンドコ沢沿いに青木鉱泉に至るコースと、尾根づたいに御座石鉱泉に至るコースが分かれています。
今回は御座石鉱泉に下ることにしました。

道は尾根の南側についており富士山が良く見えます(左)。
途中から北側を進むようになると、左側に八ヶ岳や甲斐駒ケ岳が見えるようになってきます(右)。

燕頭山周辺はクマザサが多いですが、よく手入れされています。
眺めのない山頂にはベンチが置かれていて格好の休憩所になっています。

燕頭山からの下りの途中。7合目と書かれた石柱は、かなりの年代物です(確か昭和20年代だったような)。

西ノ平の分岐。ここから御座石鉱泉までは40分程度です。

御座石鉱泉に到着しました(左)。入浴できますが料金は安くはないので、もし入るならゆっくりしていきたいところです。
シーズン中はここから韮崎までマイクロバスが運行されています。所用1時間程ですが道が舗装されていないので、乗り心地はものすごいです。韮崎のバス停は駅前広場とは反対側にあります(右)。